こんな改造車は車検に通りません!

車好きな方は自動車をカスタマイズしている方も少なくはありません。エアロパーツ、ドアミラー、タイヤとホイール、ヘッドライトの交換は一般的な改造として多くの方が行っています。

ただ、カスタマイズすること自体は違法ではありませんが、法律では改造していい範囲というものが決まっています。例えば、ドアミラーの交換にしても、人に接触しても衝撃を和らげる素材であること、突起物がないこと、取り付け角度が規定範囲内であることなど規制があるのです。よって、これに違反する改造をしていると車検に通らないでしょう。

車検が通らない違反改造車の例は以下になります。

運転席および助手席の窓にスモークフィルムを貼っている、後部座席の窓に透過率80%以下のスモークフィルムを貼っている、車高が9cm以下、規定外のアルミホイールを使用している、自動車からタイヤがはみ出ている、ヘッドライトが白か黄色以外の色に変更されているなどがあります。これは一例なので、他にも違法改造車はあります。

中には違法改造になると知らずにパーツを取り付けているケースもあり、さらには車検に通らない自動車を購入してしまい、困っているという声も耳にします。

さて、対策としては違法改造車を車検に通す際には、その時にノーマルに戻して検査を受けるようにするしかありません。

中には闇車検といい、検査内容を偽装して車検を通す方法もありますが、もちろんこれは違法行為です。

闇車検を行う工場は宣伝はできないため口コミで調べるしかなく、また違法検査がバレると営業停止等のリスクがあるため、費用も通常より高めの設定になっています。費用目安としては倍近く取られることになるので、違法改造はしないに越したことはありません。

いずれにしても車検に通らないと自動車を走らせることができませんので、無駄な改造はしないこと、するにしても違法性はないかよく確認すること、検査時にはノーマルに戻すことなどが必要です。

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